水上栽培育成方法
【水上栽培育成方法】
という、ちょっと大層なタイトルですがうちでの環境を載せてみたいと思います
僕も水上は最近初めたばかりのド素人、故に水槽と一緒でたまたまバランスが取れているから
多少なりとも現在のところは上手くできているだけ、というのが正直なところです
ですので今回の記事は参考程度にご覧ください
ただ色んな他所様のブログや園芸サイトを拝見し、僕なりの解釈で得た
育成方法なので少しばかりは考える部分もあったりするのでそれを踏まえて
本ブログで紹介した育成の詳細、その意図を解説していきたいと思います
前ふりが長くなりましたのでさっさと説明に入りますw
本ブログでも記事にしましたので重複する内容もありますがザッと少し書いておきます
まず1月19日現在の仕様状況
ハイタイプのガラス水槽に浅めの飼育水(2cm未満)を浸し、そこに鉢毎置いています
照明は2灯式の蛍光灯で約6時間点灯
蓋はラップで密閉、濾過は回さず止水の状態でヒーターなしの無加温
暖房をつける時やつけない時もあるので室温に若干変化がありますが
水槽内はおおよそ一定を保っているようです
気温 21℃
水温 21℃(暖房稼働)18℃(暖房なし)
湿度 70〜75%
照明点灯で±1℃
毎晩飼育水で霧吹き(たまに適当に液肥を混合)をかけるくらいでそれ意外は特になし
因みに現在使用しているのはADAのDo!aqua beブライト
100均の水苔を使用している鉢
ホームセンターで販売されているらしい一般的な水苔
どちらも安価なタイプでグレードは恐らくAA
(等級がついており、高級な物だとAAAA、AAAなど)
100均の水苔は多少黒ずんできましたがカビなどは見当たりません
水苔で重要なのは触感がふわふわとして柔らかい物がいいそうです
仕立てる際に理想的なのは1晩水に漬け置きし、芯までたっぷり水を含ませるそうですが
うちでは適当に洗って水を含んだ状態ですぐに使いましたw
----------------------------------------------------------------------------------
【素人の素人による素人様へのための水上栽培講座】
ここからは色々と得た知識や独断と偏見から出した独自の育成理論です
1.水
上でも書きましたが水は水草水槽の飼育水の使い回しです
水道水でも全然問題ないようですが、種によってはデリケートな物もある場合がありますので
安定した水に越したことはないという考えと、ソイルやその他肥料分が溶け出した水ですので
植物には最適な水、更には節水も兼ねております
あとは生物濾過された自然に近い、生きた水
というイメージも強くありますので漠然と良さそうな感じで使用
2.水位
これは完全に僕の勝手な想像です
濾過をしていませんので水は当然、止水ですので淀みが出て腐る場合もあるかもしれません
夏場になるとまた環境を変更するかもしれませんが、現在は浅めの水位にしています
参考にしたのが、ブラインの皿式です
ブラインを湧かすにはエアレーションが不可欠ですが、
この皿式だとエアレーションを施す事なくブラインを湧かすことができます
この詳しい内容は調べてもらった方がわかりやすいと思いますが
空気に触れる面積を多く取れる容器に浅めの塩水とブラインの卵を入れ
一定の温度を保つことでブラインが孵化します
本来何故エアレーションが必要なのか、それはブラインが酸欠で孵化率が下がる為です
ここで少し閃いた。。。つまり溶存酸素濃度??
あとは安易な答えですw
水位を浅く保てば水中の酸素濃度が高い状態=腐りにくい?w
と思いましたが、多分あんま関係ないですねw
酸素が溶け込んでいる訳ではないので空気に触れている面積が多いのは
なんとなく良いかな?といった程度
3.水質
この水上栽培下にある水槽の水質を計測してみました
おおよそpH:6.2〜の弱酸性でした
ベースとなる飼育水は因みに中性に近いpH:6.8〜7程度のものを使用しています
これは恐らく鉢に混ぜているピートモスによって滲み出たものによる影響かと推測
前回の記事を参照⇒【株分け 〈前編〉】【株分け 〈後編〉】
ピートの成分を抽出した水そのものを水上栽培に使っている方も
いらっしゃるようですのでそこからヒントを得ました
この仕様方法だと水槽内が全て酸性になりますので
アルカリ性を好む株を入れることが出来ないデメリットもありますが
一括で簡単に酸性寄りの水質を維持できるメリットがあります
これもまた勝手な憶測ですが、
確か酸性の水には殺菌効果、水が腐らない効果があったように思います(うろ覚えで自信はなし)
これが止水でも腐敗しにくい環境を生み出しているのかも知れません
間違っていたらご指摘くださいw
4.湿度
いつも参考にさせていただいているブログがあるのですが、
そちらの方によると最適な湿度は80%未満、おおよそ70%以降くらいが一番動きがいいようです
また空気の循環もあった方が良いようですが、うちではラップ剥がして霧吹き
その間、暫し鑑賞〜というスタイルでこれが循環に貢献しているか定かではない…w
冬場に入ってからは霧吹き前 70%〜程度 霧吹き後 73%〜程度
カビなどの発生しやすい環境とは、温度25度~30度、湿度が80%以上の
ジメジメして空気が淀んだ高湿度にあるので夏場は厳しいかもしれません
対策としては
・湿度を抑える(ラップに微細な穴を空ける等)
・水を濾過器で循環
・水槽内の換気
あとは上記の酸性寄りの水を使用する等々。。。
くらいですかね…、秋頃に水上栽培始めたばかりの僕の場合その時になってみないとわかりません
+α 温度
これも参考にさせていただいている(以下略)
温度というのは水温、気温も含めたものです
まぁ気温が高けりゃ水温も上がるわな、的な
意図的に調整するのは至難ではありますが水槽内の温度を著しく変化させるのが良いようで
これが寒暖の差として植物の成長の早さに繋がる、かなりのポイントになるようです
これはワイルド物などによっては理にかなった考察ではないかと感じました
確かにアマゾンなどの現地の気候を考えると勿論地域によりますが、寒暖の差は激しい筈
(もっとも行った事なんぞありませんが)
照明のON、OFFでつまり朝晩と昼間の再現をする訳ですから
温度もそれなりの変化があった方が現地に近い環境を再現できるという訳です
水草水槽、アピストの育成も然り
現地に思いを馳せてそれを再現、育成するのも葉っぱ〜としての醍醐味ではないでしょうかw
まぁわかりにくい文章で適当なことばっかりグダグダと書いていきました
書いてる本人が何言ってんのかさっぱりですから読んでる方に伝わるか微妙なところw
何が言いたいか纏めると。。。
育てる種によって育成も様々、育てる方の考えも様々
要は各々好きなように上手くいけばそれでいいんじゃないか!
ってことで少しでも皆様の葉っぱライフに貢献できればと一つの育成方法を紹介してみました
ん?纏まってない?w
何度もしつこいようですが
勝手に考えて適当に実践しているこの方法が偶然にも上手くいっているので
少しでも参考になればとの思いでその環境を推測、考察して記事にすることにしましたが
決してこれが良い、悪いという訳ではありませんので中々調子がのらないなという方は
ここの内容を上手く適当に取捨選択していただければ幸いです
そんな大した内容ではありませんがw
今回は誠に酷い記事でお目汚し、申し訳ありませんw
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AQUA blog>>UNNATURAL AQUARIUM blogランキング>>
という、ちょっと大層なタイトルですがうちでの環境を載せてみたいと思います
僕も水上は最近初めたばかりのド素人、故に水槽と一緒でたまたまバランスが取れているから
多少なりとも現在のところは上手くできているだけ、というのが正直なところです
ですので今回の記事は参考程度にご覧ください
ただ色んな他所様のブログや園芸サイトを拝見し、僕なりの解釈で得た
育成方法なので少しばかりは考える部分もあったりするのでそれを踏まえて
本ブログで紹介した育成の詳細、その意図を解説していきたいと思います
前ふりが長くなりましたのでさっさと説明に入りますw
本ブログでも記事にしましたので重複する内容もありますがザッと少し書いておきます
まず1月19日現在の仕様状況
ハイタイプのガラス水槽に浅めの飼育水(2cm未満)を浸し、そこに鉢毎置いています
照明は2灯式の蛍光灯で約6時間点灯
蓋はラップで密閉、濾過は回さず止水の状態でヒーターなしの無加温
暖房をつける時やつけない時もあるので室温に若干変化がありますが
水槽内はおおよそ一定を保っているようです
気温 21℃
水温 21℃(暖房稼働)18℃(暖房なし)
湿度 70〜75%
照明点灯で±1℃
毎晩飼育水で霧吹き(たまに適当に液肥を混合)をかけるくらいでそれ意外は特になし
因みに現在使用しているのはADAのDo!aqua beブライト
100均の水苔を使用している鉢
ホームセンターで販売されているらしい一般的な水苔
どちらも安価なタイプでグレードは恐らくAA
(等級がついており、高級な物だとAAAA、AAAなど)
100均の水苔は多少黒ずんできましたがカビなどは見当たりません
水苔で重要なのは触感がふわふわとして柔らかい物がいいそうです
仕立てる際に理想的なのは1晩水に漬け置きし、芯までたっぷり水を含ませるそうですが
うちでは適当に洗って水を含んだ状態ですぐに使いましたw
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【素人の素人による素人様へのための水上栽培講座】
ここからは色々と得た知識や独断と偏見から出した独自の育成理論です
1.水
上でも書きましたが水は水草水槽の飼育水の使い回しです
水道水でも全然問題ないようですが、種によってはデリケートな物もある場合がありますので
安定した水に越したことはないという考えと、ソイルやその他肥料分が溶け出した水ですので
植物には最適な水、更には節水も兼ねております
あとは生物濾過された自然に近い、生きた水
というイメージも強くありますので漠然と良さそうな感じで使用
2.水位
これは完全に僕の勝手な想像です
濾過をしていませんので水は当然、止水ですので淀みが出て腐る場合もあるかもしれません
夏場になるとまた環境を変更するかもしれませんが、現在は浅めの水位にしています
参考にしたのが、ブラインの皿式です
ブラインを湧かすにはエアレーションが不可欠ですが、
この皿式だとエアレーションを施す事なくブラインを湧かすことができます
この詳しい内容は調べてもらった方がわかりやすいと思いますが
空気に触れる面積を多く取れる容器に浅めの塩水とブラインの卵を入れ
一定の温度を保つことでブラインが孵化します
本来何故エアレーションが必要なのか、それはブラインが酸欠で孵化率が下がる為です
ここで少し閃いた。。。つまり溶存酸素濃度??
あとは安易な答えですw
水位を浅く保てば水中の酸素濃度が高い状態=腐りにくい?w
と思いましたが、多分あんま関係ないですねw
酸素が溶け込んでいる訳ではないので空気に触れている面積が多いのは
なんとなく良いかな?といった程度
3.水質
この水上栽培下にある水槽の水質を計測してみました
おおよそpH:6.2〜の弱酸性でした
ベースとなる飼育水は因みに中性に近いpH:6.8〜7程度のものを使用しています
これは恐らく鉢に混ぜているピートモスによって滲み出たものによる影響かと推測
前回の記事を参照⇒【株分け 〈前編〉】【株分け 〈後編〉】
ピートの成分を抽出した水そのものを水上栽培に使っている方も
いらっしゃるようですのでそこからヒントを得ました
この仕様方法だと水槽内が全て酸性になりますので
アルカリ性を好む株を入れることが出来ないデメリットもありますが
一括で簡単に酸性寄りの水質を維持できるメリットがあります
これもまた勝手な憶測ですが、
確か酸性の水には殺菌効果、水が腐らない効果があったように思います(うろ覚えで自信はなし)
これが止水でも腐敗しにくい環境を生み出しているのかも知れません
間違っていたらご指摘くださいw
4.湿度
いつも参考にさせていただいているブログがあるのですが、
そちらの方によると最適な湿度は80%未満、おおよそ70%以降くらいが一番動きがいいようです
また空気の循環もあった方が良いようですが、うちではラップ剥がして霧吹き
その間、暫し鑑賞〜というスタイルでこれが循環に貢献しているか定かではない…w
冬場に入ってからは霧吹き前 70%〜程度 霧吹き後 73%〜程度
カビなどの発生しやすい環境とは、温度25度~30度、湿度が80%以上の
ジメジメして空気が淀んだ高湿度にあるので夏場は厳しいかもしれません
対策としては
・湿度を抑える(ラップに微細な穴を空ける等)
・水を濾過器で循環
・水槽内の換気
あとは上記の酸性寄りの水を使用する等々。。。
くらいですかね…、秋頃に水上栽培始めたばかりの僕の場合その時になってみないとわかりません
+α 温度
これも参考にさせていただいている(以下略)
温度というのは水温、気温も含めたものです
まぁ気温が高けりゃ水温も上がるわな、的な
意図的に調整するのは至難ではありますが水槽内の温度を著しく変化させるのが良いようで
これが寒暖の差として植物の成長の早さに繋がる、かなりのポイントになるようです
これはワイルド物などによっては理にかなった考察ではないかと感じました
確かにアマゾンなどの現地の気候を考えると勿論地域によりますが、寒暖の差は激しい筈
(もっとも行った事なんぞありませんが)
照明のON、OFFでつまり朝晩と昼間の再現をする訳ですから
温度もそれなりの変化があった方が現地に近い環境を再現できるという訳です
水草水槽、アピストの育成も然り
現地に思いを馳せてそれを再現、育成するのも葉っぱ〜としての醍醐味ではないでしょうかw
まぁわかりにくい文章で適当なことばっかりグダグダと書いていきました
書いてる本人が何言ってんのかさっぱりですから読んでる方に伝わるか微妙なところw
何が言いたいか纏めると。。。
育てる種によって育成も様々、育てる方の考えも様々
要は各々好きなように上手くいけばそれでいいんじゃないか!
ってことで少しでも皆様の葉っぱライフに貢献できればと一つの育成方法を紹介してみました
ん?纏まってない?w
何度もしつこいようですが
勝手に考えて適当に実践しているこの方法が偶然にも上手くいっているので
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| 2011-01-19 07:55
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